当院の特徴

 

 初診の患者さまの問診には十分に時間をかけ、状況に応じて体組成計測、ヘッドアップ・ティルト試験(全身の血流測定)、レントゲン検査や血液検査などを行ったうえで、症状の陰に隠れた病気(起立性低血圧、低血糖、橋本病など)を探り当て、そこから治療するようにします。必ず、何かの病気が隠れています。それは一人、一人異なります。一人一人に合った治療方針をテーラーメイドに作成し、全人的医療を行っていきます。

 痛みを訴える患者さんの多くに、低血圧や起立性低血圧が隠れています(82%)

 低血圧はアトピー性皮膚炎や、アレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患、過敏性腸症候群や慢性疼痛、線維筋痛症、冷え症(しもやけや四肢末梢の疼痛、しびれなど)、低体温、不妊症、不育症、関節リウマチなどの膠原病や難治性疾患の末期、脳梗塞など、さまさまな病気と関係しています。

 また、最近は低血糖(反応性低血糖・機能性低血糖)の患者さんが増加しています。

 橋本病のような甲状腺疾患の方も少なくありません。

 これらの病気は、一般的な検査ではなかなか見つかりません。いわゆる『見えない病気』と言えます。「見えない病気」とは、医師も患者さんもよく理解していない病気のことを言います。見えない病気の多くが、機能性身体症候群(FSS)です。私たちは、こうした疾患を診断するために、今日まで、様々な方法論を開発し、『見えない病気』を『見える病気』にする努力をしてきました。

 患者さんが正しくご自分の身体ついて認識し、治療者と協力して自ら治療してゆけるよう、私たちは努力します。

 

  

機能性身体症候群(FSS)とは

 

 病気は大きくわけて、機能的病態、器質的病態、致死的病態に分けられます。現代医学の得意とするところは、器質的病態のみです。ガン、心筋梗塞、脳梗塞、外傷などのように、病気の座がどこにあり、どの細胞に病理学的変化が起きたのかが明確な病気が器質的病態です。器質的病態には、それぞれの領域に専門医が多数います。

 

 しかし、自律神経や免疫系などのホメオスタシスが歪んで起きる機能的病態については、現代医学はなにもできません。医学部の教育で教えないからです。また、大学病院は器質的疾患の専門医ばかりで、機能的病態の専門医はたいへん少ないというのが、現状です。せいぜい、精神安定剤(抗不安剤)や抗うつ剤などで、症状を和らげることくらいしかできません。

 医師は、このように、現代医学的一般検査で説明できないとき、「様子を見よう」とか、「気のせい」と言います。

 

 「様子を見よう」とは、そのうち、器質的病態に変化してくるだろう、そうしたら私にも診断できると、いう意味でしょう。器質的病態になってからでは遅すぎます。

 「気のせい」とは、心因性ということです。こころのせいにするときは、そうとう注意して言わねばなりません。からだとこころでは、治療方法が全く異なるからです。

 

 病気は、「健康」⇒「機能的病態」⇒「器質的病態」⇒「致死的病態」⇒「死」という一連の連続性の中で進行してきます(サルトジェネシス(健康創成論)による)

 

 機能的病態が潜在しているにもかかわらず、それを医師が見いだせずにこころの病気(精神科的疾患)にしてしまうことをフランクル博士は、「身体因性偽神経症」(pseudoneurosis)と言い、戒めました。これは、言わば、医師の誤診です。

 世の中には、こうした誤診のために苦しんでいる患者さんがあふれています。

 

線維筋痛症と身体因性偽神経症

 

 線維筋痛症も、機能的病態です。線維筋痛症も代表的な身体因性偽神経症と言えます。

 多くの場合、起立性低血圧や低血糖、橋本病が隠れています。こうした潜在した疾患を正しく治療すると、患者さんは見事によみがえります。向精神薬(抗うつ剤、抗てんかん剤)、麻薬に依存しないようにしましょう。

 線維筋痛症の患者さんの多くが、心理的問題を抱えています。トラウマです。幼時の虐待歴、いじめ、戦争体験などです。こうしたトラウマの記憶と痛み刺激が脳の中で、交錯し、患者さんを苦しめます。この治療には、実存分析のような、本質的な精神療法が必要です。温泉ロゴセラピーの適応になることもあります。

 

 症状の陰に隠れた機能的病態を探り、心理的に大きく成長し、本質的に治療し、あなたならではの豊かな人生を築いてください。そうした患者さんが、当クリニックには大勢います。

 一緒に努力しましょう。

 

診療科目

      内科

      循環器内科

      内分泌内科

      代謝内科

      精神科


検査項目

血液検査・尿検査

胸部・腹部X線検査・骨粗しょう症検査

超音波検査

心電図測定(負荷試験)

体組成測定(体脂肪率など)

酸化ストレス測定(酸化ストレス・抗酸化力)

ヘッドアップティルト試験(血圧検査)

 体位変換に伴う血行動態検査

暗視野顕微鏡検査

ストレスホルモンの検査

CHCW・SOC検査など(特殊な心理検査)

心理士によるインテークインタビュー

 (国際実存療法士RILによる)

 

MRI, CTなどの画像診断、胃カメラなどは他院と提携・その他多くの病院と連携


スタッフ

医療スタッフ(非常勤含む)

         医師 1名

      看護師 1名

      臨床検査技師 1名

      鍼灸師 3名

      心理士 2名

         事務員 3名

外国語スタッフ

         英語 3名 


        診療時間: 平日 10:00 ~ 17:00

                              電話番号: 03ー5577ー2070